リフォームで見落としがちな事
↑ 先日、ご紹介した洗濯機交換の画像。
排水の勾配をとるため、洗濯機自体を高い位置に乗せる架台を作り・・・・
そのため、本来の床より20cmばかり高い位置に
洗濯機がくる結果となりました
お伝えしたように、この場合 洗濯機のチョイスは強制的に横開きの縦型ドラムです。
上開きのものでは、上がった20cmの分 底の方の洗濯物に手が届きません
実は僕らが任されたのは洗濯機パンの設置までで
洗濯機自体はお客様が用意する事になっていたんです。
僕らの工事が終わった後で、ご用意予定の洗濯機を聞いたんですが
思いっきり上開きだったんですよ
僕らの方からその旨 指摘をして寸前でキャンセルして横開きに変更はしたんですが・・・
ギリギリセーフってところでしたね。
はじめは、
背の低い人のために台を用意しとけばいいんじゃない?
そんな ご提案もいただいたんですが、そんな台を置いたらぶつかって
入口の扉が開かなくなってしまうんです。
あちらを立てればこちらが立たず・・・・・・・・っていうパターンです
実はけっこうあるパターンでして・・・・
よくありがちなのは、
こんなやつ。
先日、秋葉原のネイルサロンの現場で実施した工事なんですが
部屋の一部に間仕切りをたてて、スタッフさんの休憩室にする、というご相談でした。
軽鉄で骨をたてて、石膏ボードにクロス・・・・
それはいいんですが、落とし穴としての その1
単純にそこだけ部屋を区切ってしまうと空調が全くきかない事になりますよね。
エアコンは休憩室の反対側の壁にありましたので、
壁をつくって完全に仕切ってしまった日には夏場・・・・・死ねます
こういった場合、天井までは届かせない壁にして、すきまを作る事で
クリヤーできるんですけど、そうすると今度は・・・・・・
声がダダ漏れになります
今回もスタッフさんが仲間と休憩するスペースでしたから、
会話するな、っていうのもちょっと・・・・・・
で、妥協案としてこちら
こんな感じの空気取り入れ口を壁につけておきました。
休憩室の中にはミニキッチンの換気扇があったので、壁に空気の通り道があれば
換気扇をつける事で温められたお部屋の空気をこちらに引っ張ってくれます。
声の漏れも最低限ですし、まあ妥協案ですよね。
このように間仕切りをして、部屋を新たにもうける場合は
同じように照明の光が届かなくなる事や
コンセントがなくなってしまう事を
見落としがちなお客様がよくいらっしゃいますので、注意点ですね
あとは既存の床が塩ビタイルだったものを、タイルカーペットにする?
このように厚みのちがう材料で内装をリフォームする場合
厚みが増せば扉などが床にこすってしまう事がありますし
厚みが減れば、巾木との間にすきまが開いてしまう場合もあります。
それぞれ解決策もあるんですが、お客様ご自身で考えられた
リフォームプランをお聞きした場合 そういう・・・・・・
あちらを立てればこちらが立たず
っていうパターンがあり、僕らなりのアドバイスをさせてもらう事も多いですね。
でも、何でも解決策はありますから
それも僕らの仕事なので、何でも思っているプランをぶつけてくださると
嬉しいです
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